消費者のみなさまへ

食のはなし

2009年1月

09.1.21

寒天

「さらばメタボ」に強力な助っ人

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 私は小さいころ、おやつはいつも妹と分けて食べていました。一度でいいから全部食べたいな、と思っていたものの一つがみつ豆の缶詰です。母が分けてくれる様子を妹とじっとにらみ、寒天の数、豆の数を妹と数え合ったものです。寒天の歯応え、のどごしは今でも大好きです。
 寒天の製造の最盛期は寒い時期です。原料はてんぐさ、おごのりなどの藻類。これらを乾燥させ、煮溶かします。冷やしてところてんにし、それを寒い屋外に出して凍結・乾

 

燥させて、棒状にしたのが寒天です。
 店頭で見掛けるのは、棒状の角寒天や糸状の糸寒天、粉末の粉寒天などでしょう。いずれにしても寒天の特徴は、食物繊維の含有量が多いことです。食物繊維は便通を良くし、老廃物を体外に出すため、ダイエットに役立ち美肌づくりに効果的です。
 また食物繊維は、腸内でコレステロールを吸着して、体外に排出させる作用もあります。
 ところで寒天によく似たものとして、ゼラチンがあります。ゼラチンの原料は動物の骨、皮、結合組織で、たんぱく質が豊富で、消化が良いのが特徴です。カロリーは寒天よりも高いので、ゼラチンを使ったケーキ、ババロアなどは、育ち盛りの子どもにぴったりです。
 一方、寒天は体重増加やコレステロール、メタボリックシンドロームが気になる人、ダイエットに励む人の強力な助っ人となることでしょう。


参考文献
『クスリの食べ物』(西東社) 
『新食品分析表』(一橋出版)

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[Recipe]

抹茶かん

■材料(縦8cm×横10cm×高さ4cmの角形容器1個分)
抹茶…………………………………………………………小さじ1
湯……………………………………………………………小さじ2
粉寒天…………………………………………………小さじ1(2g)
水……………………………………………………………カップ1
砂糖………………………………………………………………30g
生クリーム………………………………………………………50ml
イチゴ……………………………………………………………4個

提供:ベターホームの料理教室
撮影:白根正治

 

■作り方(調理時間 約10分・冷やし固める時間は除く)
(1)抹茶は湯で溶かします。
(2)鍋に寒天、水、砂糖を入れて混ぜ、中火にかけて沸騰させ1~2分置いて、煮溶かします。火を止め、(1)と生クリームを加えてよく混ぜます。
(3)角形容器に流し、粗熱が取れたら、冷蔵庫で約20分、冷やし固めます。
(4)切り分けて皿に盛り、イチゴを切って添えます。

※生クリームがなければ牛乳でもおいしくできます。

(1人分95kcal)

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